「腸内環境と肌荒れ」

腸内環境と肌荒れ、肌の調子には、密接な関係があります。

腸内環境が悪化すると、腸内に棲む細菌は体に有害な物質を作り出し、それが血液を通じて全身に回るため、肌荒れを引き起こすと言われています。

 

スキンケアをしているつもりなのに、乾燥や吹き出物がなかなか治らない場合は

腸内環境の乱れに原因があるかもしれません。実は美容には外側からのケアだけでなく、内側からのケアも大切です。

 

 

お肌は健康のバロメーターなので、いくらスキンケアを頑張っても食生活が乱れていたり、睡眠不足だったり、ストレスが溜まっていたりすると肌の調子も悪くなってしまいます。体の中から健康的な肌をキープする意識をしましょう。

 

腸には免疫細胞の8割が集まり幸せホルモンと言われるセロトニン8割が腸で作られています。腸内環境のバランスがとれていると肌の調子がいいのはこういうわけです。

 

善玉菌のバランスが崩れて腸内環境が悪くなると、ニキビ、乾燥、くすみ、敏感肌、ザラつき、皮脂が増える等してしまいます。

 

食事で善玉菌を増やすために、善玉菌を含む食品を取り入れると良いです。

 

善玉菌を含む食品

ヨーグルト、納豆、キムチなど

 

食物繊維・オリゴ糖を多く含む食品

わかめなどの海藻類、バナナ、りんご、キウイ、大麦など

 

アボカドや昆布など、は水溶性の食物繊維を多く含む食べ物で便を柔らかくしてくれ、老廃物を出しやすくしてくれます。

 

悪玉菌の増殖を抑えるのは、腸に有益な作用をもたらす善玉菌です。

善玉菌のエサになるのは、野菜などに多く含まれる「水溶性食物繊維」です。

そのため、野菜が不足すると、エサが足りなくなって善玉菌が減少し、相対的に悪玉菌が増えてしまいます。

 

腸内環境を整えて有害物質をしっかりと排出すれば、肌細胞にも栄養が充分に運ばれてしっかりと必要な栄養素が届くようになります。

肌と腸が共に全身とつながっていることを意識すれと日々の肌や体のケアの意識も変わっていきそうですね。