「肌のハリがなくなる原因」
肌が弾力を失うと、顔全体のハリや透明感が失われ、たるみやシワなどが目立ちやすくなってしまいます。
年齢を重ねるとともに、肌の艶がなくなってきたり以前と比べて肌が乾燥しやすく、たるみやシワが目立ってきたと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも肌のハリとは、肌に潤いや柔軟性があり、指で押した時に弾力があることを指します。歳を重ねても生まれたての赤ちゃんのような肌でいたいですよね。
肌の内側にある真皮には、美肌成分であるコラーゲンやエラスチンが多く存在します。
加齢によってコラーゲンやエラスチンは減少します。また、もともと柔らかいコラーゲンが年齢を重ねると硬くなっていきます。硬くなると切れやすくなります。折れたコラーゲンやエラスチンは表皮を支えられなくなり、それがハリ不足となります。
紫外線を浴びることも、肌のハリが失われる原因になり得ます。紫外線を浴びると活性酸素が発生してコラーゲンとエラスチンを分解してしまいます。弾力を失った肌は、重力に負けてたるんでいきます。
真夏に外を歩いている時だけでなく
日常生活で知らない間に紫外線を受けています。
洗濯物をしまうだけでも日焼け止めを塗った方が良いでしょう。
紫外線は窓ガラスを通過するので、お部屋の中にいても窓際で過ごすことが多い場合は注意が必要ですので、
UVカット効果のあるカーテンを使用するとよいです。
特に気をつけていただきたいスタート時季は3月」です。ピークは5月です。真夏でなくて紫外線対策はしっかり行ってください。
乾燥も肌のハリや弾力がなくなる原因の一つです。
皮膚の表皮には水分を保つ保湿機能と、外部刺激やアレルギー物質、細菌などを防ぐバリア機能の2つがあります。皮膚が乾燥してしまうとこの2つの機能が十分に働かなくなり、肌表面の水分が失われてしまいます。
化粧品で肌内部のコラーゲンやエラスチンを増やすことはできませんが、化粧品で潤いをしっかりと与えることで肌を保湿し、柔軟性を高めることはできます。